買うか借りるか…悩めるお家事情。あなたはどちらを選びますか?~その①賃貸~
2020年11月20日
こんにちは香川県の工務店、山倉建設の広報担当西藪です。弊社は木造注文住宅の新築やリフォーム、リノベーションも取り扱っている木の家専門店です。
今回のテーマは、“買うか借りるか…悩めるお家事情。あなたはどちらを選びますか?”
これからお話する、“賃貸”とはアパートやマンションなど毎月の賃料を支払って住む住居を、“戸建て”とは新築や中古の一軒家を指します。今回は分譲マンションは含まないものとします。
さて、ここ数年低金利などの影響で空前の持ち家ブーム。更に、現在流行中の新型コロナウイルス感染症拡大に伴い“おうち時間”を豊かに過ごしたいというニーズが高まり、新築住宅を建てる人が増えているのだとか。それでは、賃貸と持ち家どちらが多いのでしょうか?こちらをご覧ください。
ガベージニュースのWEBサイトによると、H25年の全国を対象としたデータでは、持ち家の割合が61.7%と、全体の半数以上を占めています。全国的に見ると戸建てに住んでいる人の方が多いのですね。それでは賃貸と持ち家の両方に実際に住んだことのある筆者の目線でそれぞれのメリット、デメリットをお話してみたいと思います。
賃貸の場合
◎大きなローンを背負わなくて良い
賃貸を選ぶ理由の中でも大きなメリットではないでしょうか。家は“資産”と考える方がいる一方で、“負債”と考える方もいらっしゃいます。
◎リフォームなどの大掛かりな改修費や固定資産税などのランニングコストが不要
戸建てを購入するともれなくついてくるリフォーム関係の出費。賃貸は住まい関係での想定外の出費が少ないため、金銭的・精神的な負担が少ないと言えるでしょう。
◎故障や修理の金銭的負担が少ない
もし故障などがあっても、管理会社に連絡すると無償で対応してくれることが多いです。
◎ライフスタイルや家族の都合に合わせて住み替えができるという自由
例えば子どもを通わせたい学校が今住んでいる場所から離れたところにある、夫が転勤になったなど、家族に予測不能な出来事が訪れた場合にも臨機応変に住み替えできるのが賃貸の大きなメリットです。また、希望する学区に住みたいけれど、販売している土地が少なかったり、高額のため購入が難しい…そんな場合でも賃貸住宅は空きがあったり、購入に比べて手頃な値段で借りられるという良さもあります。
◎外回りの手入れが不要
定期的な駐車場や植栽の手入れなど公共スペース掃除など…毎月支払っている管理費は、居住者がいつも気持ちよく暮らせるために生かされています。
✕騒音などの近隣トラブルが起こりやすい
賃貸アパートやマンションでよく起こるのが騒音問題。子供の声や足音や生活音への気になりやすさは人それぞれ。またご近所さんとの生活スタイルや家族構成の差が大きいほどトラブルが起きやすくなります。例えば一人暮らしで静かに暮らしている人とファミリー世帯だと、どうしてもファミリー世帯の生活音の方が目立ってしまいます。また、生活の時間帯が異なるほど隣の音が気になりやすいので常にご近所さんに配慮した生活を送る必要があります。そして居住スペースから一歩家を出れば居住者みんなのための共有スペースなので、勝手に物を置いたりすることははNG。マナーを守って、周囲に迷惑をかけてはいないかということを常に意識しておく必要があります。
✕傷や破損に過敏になりやすい
賃貸住宅の場合、ゆくゆくは退去しなくてはならないことを念頭に置いて生活することになります。そしていざ退去の時に発生する“退去費用”。入居前からあった傷なのか入居中に発生した傷なのかの線引きが難しくトラブルも多く報告されているため、入居時に見つけた傷や汚れは、写真に撮るなどして、いざという時にためにしっかり証拠を残しておきましょう。
✕家賃を払い続けても資産にならない
✕高齢、経済的に困窮した場合に借りることができない
賃貸住宅を借りたり更新する際には、保証人の有無や年齢などによって制限を受けたり、急に働けなくなって家賃の支払いが難しくなってしまうことがあります。また、建物の老朽化や貸主の事情でやむを得ず立ち退きを求められることもあるため、自分の裁量ではどうにもならないことで入居や更新ができない場合のことも考えておいたほうが良さそうです。
✕内装などのリフォームに制限がある
賃貸の場合、壁や床など元々あるものを傷つけず、また退去時には原状復帰しなくてはならない(大家許可の場合など一部例外あり)ことも考えなくてはならないため、大がかりなリフォームは難しいでしょう。そのため、収納スペースや子ども部屋が足りないなどの問題が起こった場合、我慢してそのまま暮らすか、住み替えるという手段を選ばざるを得ません。日々の生活をこなしつつも転居の準備を進めていかなくてはならないことは大変です。
戸建てのメリットとデメリットの記事でご紹介していこうと思います。
つづく…
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